ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

こうなると

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 一日の感染判明者数が5000人を超えるのはもはや時間の問題ざます。こうなったら、家から出たらすぐさま感染しないとも限りません。体調維持のための散歩も、早朝に限ります。それでもすれ違う爺がマスクをしていなかったりするので、そんな時は歩道の端に寄って顔を背けて通ります。それでも感染しないという保証はありませんし、どうやら、今感染したら、入院すらおぼつかず、家で隔離生活を余儀なくされるしかないらしいですよ。イヤなことになりましたよねぇ。こんなバカげたやつが総理大臣なんかになっちまったんですかねぇ。

 部屋の窓からのぞける東の空には積乱雲が黙々と湧き上がっておりますが、こちらにシャワーがやってくる気配すらありません。弱った、弱った。
 暑くてしょうがないから、できるだけ火を使わずにと思って、「流水麺」という奴を買ってきたら、案の定、旨くないんですなぁ。何だか侘しくなってきましたねぇ。こんな食生活で人生を終わりたくないなぁ。

お返し

 この季節になると岡山の親戚が桃を贈ってくれる。そしていつもその返礼を考える。段々策がなくなってくる。去年は知り合いの鰻屋から真空パックをした蒲焼きを送った。その時に、「嫁さんが喜んだ」と聞いたので、本人は喜ばなかったような気がした。千疋やあたりから果物がらみのものを贈ろうかとも思ったんだけれど、果物王国にそれもまた如何なものか。いつもだったら、8月初旬の落語会に行きがてら、デパートで物色するんだけれど、去年も今年も落語会そのものが開かれない。
 どうしたもんだろう。

貼り紙

 ふと気がつくと、交差点の角にあった不動産屋が既に店を畳んであって、そのガラスにこんな張り紙がありました。ひょっとするとこの家の住人が高齢者で一人住まいなのではないでしょうか。私はこの手の抗議文だったらSNSに書き込んでいますが、この方はそういう手段を持ち得ていないような気がします。高齢者がどんどんこうして街中に抗議文を張り出していったら良いと思います。

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はあ?その2

(運転ボランティアの男性)「PCR検査自体は一回も受けてないです。(Q.組織委員会からは連絡なかった)そうですね。検査を受ける案内とか、今のところ一度も声がかかったり、説明とかがない」

選手らの通訳などを担当している女性「(Q.検査を受けたことは)受けたことないです。一回も受けたことないですね。複雑な気持ちで、ボランティアしていますね」
組織委員会にメールで検査を要望したらきた回答「活動中または活動後に検体提出場所にて検査キットをお受け取りいただき、検体を提出いただくこととなっております」
つまり、活動を始める前の検査はなく、選手と接する人たちに義務付けられる毎日の検査についても、強制力も実施したかの確認もない自主的な検査。

(ボランティアの女性)「結構ラフな感じでやっているなという印象は受けました。活動が終わってから、PCRやるってことも可能なので、ウイルスを持ったまま活動するということも、理論的にはできる」

(菅 義偉首相)「安全安心な大会の実現に向けて、選手や大会関係者の徹底した検査や、行動管理を行う」

IOC バッハ会長)「検査体制はしっかりと執行され、そして成功している」

検査現場を担当する組織委員会の職員「個別の検査義務が果たされているか確認する体制がない」

(大会組織委員会の職員)「『安心安全に検査を確実にやる』ということだけが先走って、そこに人員も、追加で何かあるわけではないし、予算についても、当然ながら限られる。(実質的な自主検査で)その人が本当に唾液の検体を持って、ちゃんと回収ボックスに入れたか、我々も確認はできない」

(大会組織委員会 高谷正哲スポークスパーソン)「ルールはルールなので、それを基本的に守っていただくように、お願いはしていますが、どうしても前日までに受けられない場合には、当日ご対応いただくケースも、当然、存在している」

(TBSニュース2021年7月29日 16時36分)

 どうでも良いから「杜撰」にやれといわれているかの如き、いい加減な姿である。やっているという格好だけだ。とにかくなんに関してもこの政権は「やっているという格好だけ」である。加藤勝信なんぞその典型。

はぁ?

 昨日の夕方、内閣記者会のぶら下がり会見要望を菅義偉は無視した。で、そのことについて、加藤勝信に会見で質した。

「お答えする内容がない」とした意図をただす記者団からの質問に、加藤氏は「ぶら下がり会見は、(質問の)内容を踏まえて答えられる場合には答え、そうでない時は答えないとなっている」と説明。「国民にメッセージを出すべきだったのでは」との問いにも、加藤氏は「(質問に)現時点で答える内容がないと申し上げた。これに尽きる」と繰り返した。(朝日新聞 石井潤一郎2021年7月29日 13時54分)

はぁ?いっていることが良くわからない。「・・・となっている」とはなにか?どこで誰が決めてそうなっているのか。「答える内容がない」とは何ごとか。東京都の感染判明数が3000を超え、全国で一万に手が届きそうになっているという事態にあって、「答える内容がない」とは何ごとか!
 国民を愚弄するのもいい加減にしろ!歯を噛みしめて腹が立つので、歯が折れそうだ。

物証

 和歌山カレー事件・林真須美死刑囚の長男が書いたといわれている。2019年8月刊行。
事件から23年が経った。もうあの事件に関心を持っている人はほとんどいない。林真須美はすでに死刑囚となってから、16年が経つ。地裁で死刑判決を受け、高裁は棄却した。しかし、物証は上がっていない。カレー鍋に入れられていたヒ素と、林健治・真須美一家にあったヒ素が同一のものか、そうでないかが決め手になっていて、死刑確定後にその道の第一人者が行った鑑定では、異なるものとされているが、裁判所は再審請求に応じていない。

「ぼくは父と違って、母の無実をことさら声高に主張しようとは思っていない。母が100パーセント無実だという確証はないからだ。そして、模試母がカレーにヒ素を入れたのならば、死刑に処されるのは当然だと思っている。
 しかし同時に、母がやったという確証もない。もし母がやっていないのであれば、このまま見殺しにするわけにはいかない。(P.202)