JA香川県（高松市、遠山建治理事長）が販売したさぬきうどんが、大半はオーストラリア産小麦を使いながら、「県産小麦100％使用」と表示していた問題（毎日新聞 2004年11月19日 11時16分）
どこの産物かという原産地表記という点でこの事件は全く許し難い行為。しかしながら、実はオーストラリアのうどん用小麦という点では非常に優れているという評価がされている。多分「美味しんぼ」にも掲載されていたことがあったと思うが、オーストラリア連邦科学工業研究機構(CSIRO)は日本のうどんの研究をしていた実績があり、多分四国に拠点を持っている全国展開のうどんメーカーはオーストラリアにおいてその冷凍麺を生産しているという噂を聞いたことがある位である。つまり、本来的にオーストラリアのうどん用小麦粉はどこに出しても恥ずかしくない品質を誇っている。だから、誇らしげに「オーストラリア産小麦使用」と表示してそのうどんのうまさを宣伝していくべきだったわけだ。
冷凍のうどんとラーメンをつくっているメーカはこちらにも。それにしても「典型的な好まれるうどんトッピングはナメコうどん」ってどうなのかなぁ・・・。→http://www.ballnoodles.com/html/noodles.html
根本的に云えば、日本国内の農業を確保していけなくなってしまっているこの状況を作り出してきた米国追従一辺倒政策政党を選択してきた日本国民全体に責任があるので、こんなことで怪しからんということ自体がなんだかなぁと思うよ。>宮台某先生。
