ほぼ足りてまだ欲 その先

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臨床心理士資格認定協会

 もう一年以上前に臨床心理士資格は国家試験ではなく、単なる財団法人の認定に過ぎないにもかかわらず、学校カウンセラーの世界ではほぼ必然な資格のように受け取られている。利権が存在してるのじゃないかと書いた。実際には業務独占ではないようではあるが。
 この協会の背後に日本心理臨床学会が存在し、その重鎮は河合隼雄氏であり、彼はこの協会を管轄する文科省の外局である文化庁の長官である。「臨床心理士」を文科省認定の資格と紹介しているサイトもあるが、正確には間違い。河合隼雄氏が傾注している仕事のひとつが「心のノート」であることは認識しておく必要がある。そして、2005年7月現在で136ある協会による認定大学院の選定がガラス張りになっているか、という点についても様々な取り上げられ方があることも理解しておく必要があると思っている。(ある方のブログで当時の私のエントリーが取り上げられている。)
 それにしても、カウンセリングの世界もそうだけれど困難に直面している人々を手助けし、より人間らしい生活を送ることによって人生を豊かなものにしていこうとする人々が、ご自身の生活を成り立たせることが難しいほどの収入しかのぞめないのは明らかに間違っていると思う。それなのに多くの若者がその分野に取り組んでいこうとするのを見ると、彼らを少しでも支援できなくてはいけないと思うし、そんな分野で利権に胡座をかいている権威者、あるいは権威主義者を見ると許せないという気になる。これは臨床心理系、教育を含む福祉系などの分野でも同じだと思う。