永六輔の番組に大橋巨泉が出ていた。「永ちゃんが毛沢東のところに養子に行かなくて良かったね」「なんで？」「毛六（もうろく）輔になっちゃう」で笑う。
JR西日本は昨年のあの事故について正式には何も事故原因に繋がる見解を発表していないのだそうである。それは進行中の裁判に支障を来す恐れがあるからなのだそうだ。つまり彼らは進行中の裁判で勝とうと思っている、いや、少なくとも負けたとしてもできるだけダメージの少ない程度に済ませたいと云うことであろうか。だとしたら、記者会見で「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」とお辞儀したことは暫定的な形式的態度でしかない、ということを意味するのではないだろうか。鉄面皮の隠れマスクを見ちゃったような、やっぱり油断せずにきっちり言っていかないとダメだ、ということだろうか。
永六輔が強調していた憲法第99条を読んでみた。
第99条 憲法尊重擁護の義務
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う。
