ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

日曜日の朝

 ふと眼が覚めてテレビ音声が入るラジオをつけた。おばさんの声が引っかかる。「この国ほど素晴らしい国はない」と力説する。うんうん。そこから先を聞いて驚く。交通マナーも素晴らしい、食べられない人がいない、その上救急車だってただですよ!と続く。あれあれ、である。いい加減を絵に描いたような交通マナー、それを取り締まる気もない警察、私のような市民。これだけ炊き出しに多くの人々が並ぶ日々。救急車がただの先進国はあまりないという話は本当にずっと昔から云われていたにもかかわらず、社会保障を削減する方向で見始めた「規制緩和」の中でマスコミが初めて取り上げはじめたにすぎない話。世の中を知らないでいるからこそ云えるようなとってつけたような引用例。一体誰だろうと、テレビをつけてみる。博打を元手にしたある財団の長を務めていた作家である。あぁ、旦那も旦那だけれど、女房も女房。この財団からの金にぶら下がっている研究者も多い。