ほぼ足りてまだ欲 その先

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駒込

 いつも可愛がってくださる先輩お二人と駒込の駅からほど近いところにある、とても美味しくユニークな中華のお店、上海チキン(正式な名前かどうかが分からないけれど)でゴチになる。次から次から見たことのない料理がちょっと凝ったお皿に載って出てくる。だからといって敷居の高いお店じゃない。なんと4時間も呑み、且つ喋る。至福である。
 で、めったに降りたことのないこの駅に行くのだから連れ合いと二人で早めに到着して六義園を探索。すっかり堪能。しかし、周囲にはずいぶんと洒落た店ばかり続く。なんでなんだろうと思った。待ち合わせの時間にまだ時間があったので、六義園の線路側を歩く。そこで見つけたのは、大きなお屋敷ばかりが並ぶ町並みだった。あぁ、なるほど、これだけのお屋敷街を抱えたところにはそうした洒落ていて、やっぱり並大抵のプライスでないものを扱うお店が幾つもあっても不思議じゃない。すっかり旅の気分である。
 そしてまたこの上海チキンがたまらない。挙げ句に口角泡を飛ばしっぱなしである。先輩の一人が随分洒落た、昔だったら「トラッド」と呼ばれる夏のジャケットを着ておられる。「先輩、それどこかのブランドですよね。オンワードですか、それともニューヨーカー?」とお伺いすると、彼の答えが凄かった。「俺はねぇ、ブランドなんてきらいなんだよ。だって、”俺がブランド”なんだから」と、言い放つ。ハイ、ハイ、分かり申した・・・・。あぁ、面白かった。アルバムに六義園を簡単にアップ。