ヤフーのサイトなんだろうがこんな検定をはじめるんだそうだ。やばいなぁ。Yahoo!インターネット検定だそうである。これでインプレスの本が売れるわけである。そして何が起きるかというと、ちょっとこの本に書かれていることを口走ると「あ、お前もあれ読んだんだっ！」という話になるということなんである。そうじゃないっての。俺はもう何十年も落語を聞いてきて、そんなこたぁ充分知ってんだけれど、寄る年波に勝てなくて想い出せないことがいくらもあるってことなんだよ。昨日生まれて初めてお話しさせて頂いた原田忠幸さんによれば、かつてジャズ・ミュージッシャンが金を出し合って定期的に新橋の料亭で圓生師の噺を聴く会を持ったのだといっておいでだった。ジャズと落語は実に組み合わせとして普遍的なんである。でも、これで落語が普及するんだろうなぁ。どうかこれ以上国立演芸場が混まないと良いんだけれどなぁ。勝手な言い分だ。
