ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

吉川潮

 通勤をしなくなってからラジオのpodcastをほとんど聞かなくなり、第二世代のiPodもバッテリーがまたまたへたってきていてどうしようかと思案中。文化放送の土曜日朝の番組「大竹まこと 少年ラジオ」の「明日にかける話」をそれまでは通勤の途上で聞いてきた。とりあえずiTunes上で整理をしようとする。今年の1月2日の番組は吉川潮がゲスト。思った様な奴になっていた。大学で同期。かみさんは三味線の柳家小菊(早稲田大出身)。談志大好き、こぶ平は無理して人情噺なんかしないで二席務めるのなら片っ方は大爆笑ものにしろい、と。今一番の注目は談志門下の談春だと。「噺家ぶってる奴が最低で、この類の奴はきっといつまでもぶっていてものにはならない」というんですなぁ、彼は。いいんです、ぶっている奴は可哀想な奴なんでそれがいつの日にかそのままならい性になっちまうというのが私は好きである。普通にご自分は喋っているつもりなんだけれどもそれが良い噺になっているというのは理想だけれども、そんなのは彦六師匠ぐらいしきゃいなかったんじゃないかと思うん。私はいつまで経っても「ぶってる」人生を辿るのみなんだよ。いや、そりゃ申し訳ない。
 そういえば来月25日(日)の国立演芸場国立劇場開場40周年記念、第297回国立名人会は円楽が「芝浜」をかけるという。その時の円楽の前は柳家小菊。でも多分私は行かない。それよりは2月中席の馬生門下の鹿芝居にいこ〜っと。というわけで2月16日(金)の切符を確保。