ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

散歩

 地元の図書館本とCDを返却。そこから地下鉄一駅分を歩く。今日は面白い物件を見つけられずにとことこ歩く。北風は寒いが、空は真っ青。
 来月の「鹿芝居」の切符を入手するために国立演芸場まで行く。今日は何もないらしくて正面玄関そのものがしまっている。オイオイ、切符を買いに来たというのに、と焦った。表の大劇場の切符売り場に行ってくれと書いてある。裏から表にいくのには相当な距離があるのだ。で、歩いていくと国立劇場の、正倉院もかくやと思われるデザイン通りの様子がよく分かるのである。たどり着いてみると切符売り場にはひとりの担当の男性がいるだけで、お客もいない。電話で予約してある旨をいうと「予約番号は」と聞かれる。その後にこの男性が御丁寧にも「失礼ですが、シルバーではありませんか?」と仰る。私はここのシルバー割引がてっきり60歳からと思ったので「惜しいんですが、わずかにたりませぬ」と申し上げた。いやいやお気遣いありがとうと云う意味だった。ところが家に帰って調べてみると国立演芸場でのシルバーと称する割引は「65歳より」と書いてある。つまり、彼には私はそう見えたということである。非常に遺憾ではあるが皆様のご意見は甘んじて受けるしかない。
 皇居のお堀に沿って桜田門方向にだらだらと下がっていく。桜の季節にこの辺をゆっくり歩いたことは何度もある。しかし、こうした冬晴れのもと、歩くのは初めて。この辺のお堀が一番景色がよいかも知れない。社会民主党の建物がより一層古びてきた様な気がする。ますます福島瑞穂弁護士が哀れに思えてくる。このまま銀座まで歩いてやろうかと思ったけれど、簡単に挫折して桜田門の駅へ降りる階段を下る。ホームに降りてみると、なんと誰もいないのである。できたばかりの頃のJR馬喰町のプラットフォームでもこんな案配だったけれど、全く人が見えない。記念に写真を撮ったほどである。
 有楽町で降りて「ビックカメラ」にはいる。平日の真っ昼間だというのにわんさか人がいる。三省堂に行って「アメリカ人ならだれでも知っている英語フレーズ4000」(小学館 2005)を捜すが在庫ゼロ。結局これは八重洲ブックセンターでも、ジュンク堂でも在庫はない様で、アマゾンに久しぶりに発注。これは面白い本である。仲御徒町の量販店に寄ってみるとようやくTwiningsのEarl Greyを発見。何時行っても品切れで買えなかったのでここ2ヵ月間ほど他のお茶を飲んでいた。ここよりこのお茶が安い店をこれまでに見たことがないのである。
 今日は9,814歩。家にたどり着くや小1時間寝る。