先週末のテレビ番組で入谷の駅の傍、下谷二丁目の小野照崎神社そばのお魚屋さんがやっている割烹「斉藤」が紹介されていた。刺身定食が950円で毛ガニまで載っているぜ、と平野レミがワァワァ、きゃぁきゃぁやっていたので思わず見てしまった。へぇ、あんな処にそんな店があったんだぁ、知らなかったなぁと連れと話していたのだけれど、今日は他に出かけようと思っていたところだったが、急に止めになって時間が空いたので、二人で昼飯にでも行くか、と出かけた。あの辺は焼け残っているところで、古い家と20-30年ほど前にできたマンションなんかが混在しているところであるが、それでも金美館通りは残っているところである。小野照さんは富士塚を見に来たことがあるくらいだが、日頃は静かなところだ。ところが店の中に入って驚いた。まだ、11時40分くらいだったのに、もう、満員なんである。とにかくその刺身定食を頼んだものの、日頃から来ているらしいサラリーマン、OLの人たちが頼むものを見ていると海鮮丼の方が美味しそうである。今度はあっちだなぁと思ったけれど、勿論刺身定食もなかなかである。如何にもテレビを見て散歩代わりにやってきました、という感じの二人連れが多い。テレビの威力恐るべしである。しかし、席が畳なので、参った。膝が痛くて仕方がない当方としてはなかなか苦しいのである。
金美館通りといえば石窯パンやであるが、今日は家にパンがごっそりあって求める余裕がないのが残念である。
