安倍晋三がサウジアラビアに行った時に「大失態」をしでかした、という話をこちらのカマヤンさんのブログ経由でこちらのFMCの番組で聞いた。何というエチケット(最近聞かない言葉だ)を知らない奴。君は若手、若手といわれているんだから、一度「ウルルン」にでもいって経験を積んでこいよ。それこそ「国益という観点」からいったら役に立ってないねぇ・・。
ところでこの時にサウジアラビアと日本の学生を大いに交換留学させましょうということで合意したんだそうだ。これは外務省のサイト4月29日付に日本・サウジアラビア・ビジネス・フォーラムにおいて「イスラム世界と日本が、お互いの歴史と文化に対する理解と敬意を深めることが重要である旨述べつつ、「日本・中東新時代」を築くため、留学生交流や文化交流を拡大し、石油関係に止まらない重層的な日・サウジ関係を構築したい旨述べた」と簡単に書いてあるだけだ。どうせかつての留学生を増やすという宣言がろくなことになっていないのと同じような話だろうと、あまり期待しない。
しかし、アラブとの交換留学生というこの話とどこかで似たような話を聞いた記憶があると思ったら、こちらのForesight―中東最新情報2007/04/09にこんな記載があった。「韓国の金信一(キム・シンイル)教育副首相兼教育人的資源部長官は、2007年3月21日、韓国の教育のノウハウを東南アジアや中東、中南米に輸出することを目的とする「教育輸出活性化案」を盧武鉉大統領に報告したが、早速、同案の促進の一環として盧武鉉大統領の今回の3カ国歴訪に随行しており、特にサウジアラビアでは同国教育省との間で高等教育交流協定を締結している。サウジアラビアは同協定に即して自国の大学生(84人)を選定し国費留学生として 2007年中に韓国の大学に送りこむこととなる。韓国側は留学生の受け入れ枠を最大500人まで増加させる予定といわれている」って奴だ・・。柳の下の二匹目のドジョウってのはインパクトはそれほどないだろうねぇ。
河野太郎の「ごまめの歯ぎしり2007年5月6日号」によると、会議で滞在したヨルダンで夕食を食べながら出席者と話した時の会話として列記している中でこんなことをあげている。
どうやらこれも言い訳にならないってことになっちゃいそうだよ。