日本橋の三越の地下横の通路が何でか知らないがいまだに工事中でその壁面に先日通った時には貼っていなかった絵が何枚も貼ってある。なんだかまるで妹尾河童さんの本のように手書き文字で説明がしてあるペン画である。見ると永井保という名前が書いてあって「月刊日本橋」としてある。検索してみるとちゃあんとこちらにサイトがあり、創刊昭和54年とある。創刊から28年だからそんなに古いわけではないが、そのタウン誌に掲載されたこの日本橋を描いた風景は昔のそれである。永井保という人は2004年9月22日に脳梗塞で88歳で亡くなった漫画家、水彩連盟理事のあの永井保だろうか。今日は通勤の人の流れが始まった頃に通りかかってしまったので全数を写真に撮れなかったけれど、次回はゆっくりとした時間に行って全部をカメラに納めてこよう。
多分こちらの方が書いておられるのがこの永井保のことのようで、「銀座百点」にも書いておられたことがわかる。