ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

nsw20722007-06-04

朝きちんと起きて出かけるぞ。といっておかないと自分を律することが出来ない。
ある図書館からの廃棄本が出ると聞いたので、押っ取り刀で駆けつけたのである。さすがに持っては来なかったけれど最も興味深かったのは1840年代の米国の国勢調査の報告書である。各州毎、各county毎の人口がまず掲載されていたのだが、Free White, Free Colored, Slaveに分かれているというもの。あぁ、やっぱり持ってくれば良かったなぁ。でも、持ち上げて三歩ぐらい歩いたらバラバラっとなりそうだったのである。誰かあれをデジタル化すればどこかで売れるかも知れない・・・なんてこたぁないか。それにしてもあんな資料をぽいっと廃棄本に出しちゃうものなのかねぇ。
今回は東洋文庫が少なかった。明治東京逸聞史の2を発見。残念ながら1がない。:「著者・森銑三(せんぞう)は、書誌学研究の第一人者。その著者が明治時代の新聞や雑誌から興味深い記事を切り抜いて、まとめた本である。この時代は、戊辰戦争後の明治維新廃藩置県など近代日本の礎を築いた時代。それと同時に、庶民の生活・文化も大きく変化をした(e-book japanのサイトから)。」なんとe-bookになっているのだ。中身をチョロチョロッと見たら、なんだか昔の「話の特集」、今なら「週刊金曜日」なんかに連載されている、永六輔聞き書きを彷彿とさせる内容なのである。
私がガッツリ戴いたのは1970年代の「思想の科学」の合本である。本当に欲しいのは1940年代、1950年代のものなんだけれどなぁ。出てこないものだろうか。ビックリしたのは当時の「思想の科学」にあの上坂冬子が執筆しているということだった。一体全体どんなことなんだろうか。彼女も転向組なんだろうか?週末は出かけてしまう予定なので、来週になったら開梱が楽しみだ。
 久しぶりに友人と遭遇。忙しそうである。