ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 先日見た夢がまだ後を引いている。その夢の中では私は会社勤めのサラリーマンなんだけれど、事務所は随分と大きな部屋で、人の出入りが激しくて落ち着かないことこの上ない。事務所に帰ってきて報告書を書こうと自分の席の辺りに行くと、自分の席がないのだ。すると若い、自分ではやり手なんだと思っている男が「席なんてないっすよ」という。そんな筈はないし、今すぐ報告書をあげなければならないのに、そんなことをいっている暇はないから元に戻してくれといっても、その男は知らん顔なんである。それも如何にも「♪おれはできるんだぜぇ〜」を鼻にかけた雰囲気なんである。そのまま眼が覚めてしまったんだけれど、その眼が覚めた瞬間に、その鼻持ちならない若者と同じような接し方を私にしてきていた実在の若者を何人も思い出してしまった。それがどういうことを意味するのかというと「こんなオヤジに何がわかるか」という雰囲気を醸し出している若者と接した時の自分の説得力の欠如から来る徒労感にさいなまれるということであり、自分が何が何でも否定されてしまうことから一体起きあがることが出来る時が来るのだろうかという絶望感なのだ。この種の夢は後を引くのだ。