ほぼ足りてまだ欲 その先

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「そのつもり」は明らか

 ひとりの成績の良い生徒にたくさんの入学試験を受けさせて、その合格実績を宣伝に使うのを常套手段にしているのだそうだ。

私立大阪学芸高校大阪市住吉区、近藤永(えい)校長)が大学入試で、優秀な生徒の受験料を負担し、志望校とは関係なく多数の有名私大を受けさせ、合格実績を「水増し」

するために2006年度の大学入試で73学部・学科に願書を出してすべて合格したという。

近藤校長は「そのつもりはなかったが、結果的に水増しと言われても仕方がない」と話している。

だっていうんだけれど、どう考えたって「そのつもり」だったのは明らか。その証拠に2007年度入試でも同じことをやっていたそうだ。塾やら予備校やらの宣伝でそんな数字を大きく書いているのはよく見るけれど、高校でももうそんなことをやらないと生徒を集められなくなってきているということを表しているわけだろう。そろそろ淘汰の時期がやってきているわけだけれども、これから先どんどん見え透いた行為に走る「教育機関」が増えてくるということだろうか。大学だって、実際の話、こんなことまでやる必要があるのか、ということが増えてきているものなぁ。