打ち上げに成功した後で宇宙開発事業団の間宮馨副理事長が会見した。「月観測競争の中で一歩先んじた・・・」と誇らしげに用意したものを読み上げたが、月観測は各国で競争をしていたんだと初めて知った。いつも議論になるのは「我が国がこれだけ費用のかかるプロジェクトに先陣を切って加わることの是非」である。私たちの国がこのプロジェクトに何故に参画しているのか、という説明はどこでどう行われているのだろう。今回は打ち上げそのものを民間に委託し、三菱重工がこれを担当したのだそうだ。この委託費用はどのように評価されているのだろうか。民営化することによってどれほどのコストダウンがはかられたのだろうか。そして三菱重工が今回担当したという報道をなぜ民間企業の名前を通常報じることのないNHKがなぜわざわざニュースの中でこれを報道したのだろうか。なぜかNHKは三菱重工の名前には寛大だ。
中込の「つたや」で遅い昼食をとったのでお腹が空かず、夕飯に手が出ない。友人夫婦と千ヶ滝の温泉に夜9時前にまた行く。時間が遅いせいか、相変わらず入浴客はほとんどいない。大きな露天風呂にお客が5-6人である。熱めのお風呂にしばらくつかりながら四方山話に終始。帰ってから軽く食べる。作業に熱中していると夜中を過ぎる。
