友人と東京国際フォーラムの話をしていた。するとその世界に詳しい友人があそこは今は株式会社だからという。え?調べてみた。あそこが開館したのは1997年のことだ。私は1999年の1月以降あのビルの地下にあった東京都の生涯学習センターで開催されていた都民カレッジで開かれている講座に3-4講座参加したことがある。高齢者ケア関連の講座では東京都立老人総合研究所の方が来られてかなり有益なデーターを伴った話をして頂けた。あるいは「イエロー・フェイス」「アジア系アメリカ人」の著者・村上由見子の「ハリウッドに見る日系俳優」の話を興味深く拝聴した。ところがしばらく経って都民カレッジが廃止されてしまった。そのうち気がつくと生涯学習センターはなくなって「あいだみつお美術館」になっていた。どうしたことだろうと思っていた。
2003年4月1日から東京都51%、東日本旅客鉄道株式会社、三菱地所株式会社、サントリー株式会社、株式会社電通 、東京電力株式会社、東日本電信電話株式会社、東京瓦斯株式会社の民間7社で残り49%を出資する株式会社東京国際フォーラムに移行したのだと同社のサイトに書いてある。なるほど、そんな儲からない教養講座なんてものがなくなるのは仕方がないことなんだろう。その分は首都大学東京のオープンユニバーシティでやればよいということなのだろう。今度はこっちの資料を貰ってみよう。