TBSテレビの「ニュース23」は筑紫哲也でなくなってからほとんど見逃している。風呂から出てからやれやれとチャンネルをそこに持っていったらなんと筑紫哲也と鶴見俊輔が対談。それをそれほど多くない聴衆がまるでシネコンの椅子の様なところに座って聞いている。こんなことになっているんだったら最初から聞きたかったし、それよりも収録の会場に行って全部を聞きたかったものだ。鶴見の対談なんかを文字で読んではいるものの、やっぱり彼の言葉で聞くとこんなに印象が違っているものなんだと今更ながら興味深かった。
福音館の「母の友」を引用して、子どもが「テレビの向こうにいる人は可哀想だね、こっちのことがなにもわからなくって」という言葉を取り上げていた。なぁるほどねぇ。子どもは凄いが、それをきちんと持ち出す鶴見俊輔も嬉しい。
梅雨に入ったと気象庁が云う。台風も来ている。