ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

CD

 今回は時間がなかったものだからJAZZを全く入手せず。カントリーはAlan Jacksonの「Good Time」がNorthwest Airlinesの中で聴くことができたので文句なくリストに入れる。
 Willie NelsonとWaylon Jenningsという例の組み合わせの2枚組があったので思わず手にしてしまったけれど、なんということはなくそれぞれのものを2枚組み合わせただけという超イージー企画。道理で安い訳だ。カントリー系はこの手が多くてこれまでにもなんども裏切られてきた。こんなことならこのかわりにリオン・ライムスのものでも入手すれば良かったのかも知れない。
 Bluegrassに的を絞る。知っているプレイヤーの名前は古い人ばかりなので、敢えて聞いたことがない(私だけが聞いたことがないだけだけれども)グループをと思う。それでもまずThe Nitty Gritty Dirt Bandの「Greatest Hits」から。
 David Grismanの棚を見ると大変に古い録音だけれどVince Gillが一緒にやっている「Here Today」があった。バランスが素晴らしい。それにしても表紙の写真のこのぶれようはどういうことだろう。
 David GrismanではJerry Garciaとのデュオで「Not For Kids Only」という古い唄をアレンジして子どもに聴かせるという想定のアルバムが楽しい。
 Blue Highwayの「Lonesome Pine」、Otis Taylorのリードアルバムでバンジョー演奏者を集めた「Recapturing The Banjo」(あたかもブルーズの様で中にはジミー・ヘンドリックスも録音している「Hey Joe」なんかもやっている)、コンテンポラリー・ブルーグラスとでもいうべき先進的思考をしているPunch Brothersの「PUNCH」(ジャケット見たら誰もブルーグラスとはおもわんでしょ、これは)、IrishのThe Chieftainsの「The Best Of The Chieftains」、そしてなんと3枚組の「Bluegrass ☆WORSHIP☆」という主を賛美する30曲。一枚目の最後の曲「What A Friend We Have In Jesus」は日本でいえば「♪いぃつくしみぶかぁきぃ〜、とぉもなるいぇすはぁ〜」で、ブルーグラスバージョンはとても暖かい。最後のこの3枚組はすぐさまAmazonにレビューを書き込んでしまった。勿論五つ星。

 なんといってもカントリーの売れ線ばりばりのアルバムと違ってブルーグラスのアルバムはめいっぱいの曲が収められているのが嬉しい。カントリーのそんなものだと下手をすると一枚に30数分しか録音されていなかったりする。そろそろ本気になってこうした音源やら書籍の類を整理しなくてはならないんだろう。