「(消費税を)上げてから選挙をすれば大変なことになる」
「いい意味での目くらましとパフォーマンスを福田康夫首相にお願いし難局を切り抜けたい」
「勝とうと思うと一種の目くらましをやらないとしょうがない」
政党同士がマニフェスト(政権公約)を掲げ、政策の実現性を競い合う選挙が定着しつつある流れに逆行するかのような発言で、民主党の鳩山由紀夫幹事長は「国民をばかにしなければ、そんな発言は絶対にできない」と批判。(北海道新聞 07/19 10:26)
多分自由民主党の党内ではこううそぶいているのに相違ない。こちらから見ていても多分そうだろうと思っていない人は誰ひとりいない。これまでだって「消えた年金」を巡って「ありゃ選挙の時だったからねぇ」と平気でいい放ってきたんだから。だからといって人前で幹事長という役職にある人間がこういったんだから、この政党はご覧のようにいつもいつも目先をそらすことに腐心してきたんだと公言しているわけだ。それでも、目先だけとはいいながら、まるで魔法にかかったように、この政党に投票し続ける人の良い国民であり続けるのだろうか。