ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

TPOC

 (この写真はライブハウスにあらず・・当然か。)表参道のライブハウス、FABで横澤君とSolaちゃんのデュオ、「TPOC」のワンマン・ライブに行く。この二人はいつもは横澤君のアコースティックギター一本とピアニカ、ジャンベと他の鳴り物を使い分けるSolaちゃんのふたりで唄っていてご機嫌なオリジナルを聞かせてくれる山形県出身。
 今日は珍しくキーボード、エレキ、ベース、テナーサックス、ドラムスというバックのサポートを得て、大迫力。大体あのふたりが縦ノリドギューンドキューンの小屋でのライブってどうよ、と思っていたのだけれど、それはそれなりに良かった。どうしてもあの構成で唄うと張り合って声を出すことになってしまうので、いつもと違う雰囲気。前に10個くらいのパイプ椅子が8列くらい並べられていて、後ろ半分はスタンディング。うちの娘に聞くとビジュアル系だったら300-400位が詰め込まれるんだそうで、その半分くらいかも知れない。
 後ろには山形から来られたご両親やらそのお知り合いやらが、大挙しておられて私たちも心強い。みんながアンコールしているところで横の壁にPromotion Videoが流れ、それが終わるとまた登場して、三曲ほど。最後はいつものクロージング曲、「6月に降る雪」で満足した。
 11月9日(日)には新宿・Naked Loftでいつものふたりのアコースティック・ワンマンがあるのだそうだ。
 久しぶりに「まい泉」のカツサンドを食べた。といっても実は売店の前の駐車場にたったままで食べた。そのまま空になった紙箱を店員さんにお返しする。すると店頭におられた男性店員さんも駐車場係の人も私に「ありがとうございました」と仰るのである。この歳になるとトンカツ屋さんにはとんと縁がなくなる。じゅ〜っと油がいっているようなトンカツをてんこ盛りの細切りキャベツと共にもりもりと食べていた青春時代が実に懐かしい。
 表参道ヒルズ(変な名前だ)の裏に回ってみると昔は普通にあった民家はものの見事になくなっていて殆どがファッション系のお店になっている。これでみんなやっていけるところを見ると、本当に日本は不景気に突入しているのだろうか、と甚だ疑問である。私たちがこの界隈に来ないのも、要するに用事がないからだ。前回来たのは5月だっただろうか。旅行会社の無料説明会に出席したら、なんと参加者が私一人だったという、あの時だ。担当の方はめげることなく、1対1で説明してくれた。挙げ句の果てに私は個人手配で行ってしまった。申し訳けない!
 それにしてもこの会場のカウンターでお酒を造ってくださる方々はどうしてこんなに機嫌悪そうなんだろうか。そういえばアサヒ・アート・スクウェアも男の方は愛想良いのだけれど、女性の方がにこっともしないのはなぜだろうか。今の時代、女性の方が辛いのだろうか。