京都家庭裁判所の書記官・広田照彦が公文書を偽造して凍結口座を勝手に利用して詐欺罪で起訴された。で、呑み歩いていたから知らなかったんだけれど、この事件が明るみに出てから初めて京都家庭裁判所の西村則夫所長が記者会見をしたんだそうだ。ところがこの記者会見はなんとも独善的なものだったらしい。
26日付で各紙が記事にしているらしいが、この会見前に代表質問の項目を提出させ、「質疑応答のカメラ撮影は「前例がない」との理由で行わないよう要望(時事通信2008/12/26-22:52)」したというのだ。前例がないと裁判所では何もできないらしい。こんなことの前例があって堪るものか。それで「会見は代表質問に答えた最初の約10分だけで打ち切られ(時事同上)」ちまったそうだ。なんという尊大な対応。多分この所長は屈辱感で一杯なんだろう。それとこれと話は別だ。
今年の様々な事件では様々な会見があったからネタには困らないけれど、「頭が白くなった・・ささやき会見」の東横綱は筆頭としても、これもなかなか上位に食い込みそうな会見ではないか。