ほぼ足りてまだ欲 その先

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JR池袋駅立教大生殺害事件

 目撃された犯人の似顔絵。<犯人の特徴>年齢20~40歳くらい、身長170~180cm前後、体格はがっちりで小太り、特徴は右目尻に穴状の古傷3個、二重あご、耳が大きい、眉毛が目尻にかけ薄い。
 毎日新聞2008年12月27日に掲載されていたのは1996年4月11日23時半ごろにJR池袋駅の山手線外回りプラットホームで殴られて後頭部を打撲して5日後に命を絶った小林悟さん(当時立教大4年)の事件だった。あれからもう12年経っているのだ。このプラットホームは私もこれまで数え切れないほど利用してきた。時効制度廃止の運動をしていたお父さんに署名もしたこともある。何度もこの容疑者の似顔絵を見てきた。それでもやっぱり気がつくと忘れている。お父さんはこの事件の二ヶ月後に北千住のパチンコ屋でこの男を見かけたこともあったのだそうだ。当時救急車が来るまで彼の傍にとどまっていてくれたのは高齢の女性がひとりだけ、目撃者として名乗り出てくれたのはこれまでにたった9人だという。平日のこのくらいの時間は電車が到着すると乗り換え客がどっと降りてごった返す。見た人は多かっただろう。最終が出ちゃうといってそのまま走り去った人は多かったのだろう。オウム真理教のテロからちょうど一年後くらいだけれども、変わっていないのだ。