イスラエル擁護の姿勢＝ハマスに攻撃停止要求−米
【ワシントン29日時事】Gordon Johndroe米国家安全保障会議（NSC）報道官（大統領副報道官）は29日、パレスチナ自治区ガザの情勢について、イスラム原理主義組織ハマスに攻撃停止と停戦受諾を求める一方、「イスラエルが自国を守る措置を取らなければならないのは理解している」と述べ、イスラエルを擁護する姿勢を示した。
国務省当局者によると、ライス国務長官は欧州諸国や周辺のアラブ諸国などと活発な電話協議を行い、停戦実現のために影響力を行使するよう促している。しかし、イスラエル側に攻撃の自制を求めない立場を明確にしたことで、アラブ諸国の反発が一層高まりそうだ。（時事通信社2008/12 /30-09:05）
そりゃブッシュ政権としてはイスラエルを諫めるわけにはいくまい。なんたって自分たちがイラクに大嘘を扱いて侵略戦争をしてきたわけだし、そんなことをいったら「じゃ、おまえらはなんで今でもイラクにとどまっているんだ」といわれるに決まっている。
しかし、世の中はアメリカ-イスラエルを支持するだろうか。多勢に無勢で多勢を応援するだろうか。あ、いやいや甲子園を見ているわけじゃないから、そんな単純な話じゃないけれど、あの地域はどう考えてもどちらも引くわけがない。ユダヤは元はといえばここはユダヤの地であり、昨日今日ユダヤ教からはじき出て始まったイスラムの連中は軒先を貸して母屋を取った言語道断な輩であると思っているし、イスラムの連中はあとからやって来て何いってんだよと思っている。
やめろ、やめろ、拡大するな。ひけ、ひけぇ〜っ！ブッシュは何もかもひけっ！君は何から何までぶちこわして退陣していくという点では小泉とまさに軌を一にしておる。
いかにもブッシュ政権を象徴していると思われるGordon Johndroeの顔をご覧になりたい方はこちら。ニュアンスの違うコメントの時点ではあるけれど。
