昨日テレビを見ていたら「武器の使用を行使しないからバカにされているんだ」とわが国のことをいっている人を見てしまった。良くこの論理は巷で使われていてあたかも「死刑があるから犯罪が抑止できる」というのと同じなんだろうかと思った次第。
武器を行使するということは、相手を撃つ、相手を殺す、ということなんだろう。どうも良くわからないんだけれど、この理屈で行くと相手もバカにされるまいと武器を手にして相手を撃つ、相手を殺すということになるわけだろう。
あいつがロケット砲を撃ったから、よぉ〜し、空爆してしまえ!どうだ、これで文句はいえまい!ということになるんだろうな。するとまたまたあっちはロケット砲を撃ち込むわけだ。すると陸上部隊を侵攻させるんだろうな。圧倒的な武器をもってして席捲してしまえばもう相手はグゥの音も出なくなるン・・だろうな、その論理で行けば。
すると先にロケット砲を撃った奴は主張する。圧迫されて考えに考えた挙げ句の果てであって、これは奴らに仕掛けられたんだからしょうがないんだと。
で、誰が勝ったことになるんだろうか。