ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

これこそ危機意識の欠如

 静岡の草薙総合運動場体育館でバスケットボールのゴールに首を挟まれて、利用者の青年が死亡した事故の話はテレビのニュースで聞いても全く腑に落ちない話で、そんなことがなんで起きるのか全く理解を超えていた。
 ところが新聞の記事を見ると事故が起きたゴールポストはメーカーの点検によって危険な状態で修理が必要と判明していながらその修理費用がおよそ30万円をこえるものであり、「県と協議することになっており、修理を要望したが認められなかった」としてそのままになっていたというのだ。
 ここで問題になるのは「金が出なくてそのままになっていた」ものをなぜ利用者の要望に対して貸し出したのか、という点である。予算が足りなくて直せないのであれば、新年度が始まって新予算を使うことができるようになってから修理をすればよいが、その間の使用をなぜ許可したのか、ということになる。
 なんだか埼玉県で起きた小学生が排水溝に吸い込まれて死んだ事件を思い起こす事件である。