ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

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 小熊英二の新刊は新曜社から今月末に「1968」という本を出すという。ところが新曜社サイトで見るとなんと上巻1000ページ、下巻1100ページで各巻7千円。「団塊の世代の精神史」といえるものと書いてあるけれど、どう見ても私の手に負える金額じゃない。どこの図書館が入れてくれるのかと思うけれど、多分地元の公営図書館が備えるとは思わないから母校の図書館に期待するしかないのだけれど、最近あそこの図書館は新刊の登録が遅い。他のことに金遣っちゃっていて廻らないのか。
 私はこれを読んで自分が如何になんにもしていなかったのかということを再認識しなくてはならないのだろうか。それとも同年代の根を詰めて考えていた、あるいは考えながら行動だといっていた彼らを改めて見つめ直す必要があるのだろうか。
 「おまえはなんも考えなかったよなぁ、そして何もやらなかった」と今更いわれるのも辛いものがあるなぁ。なんだか「グラン・トリノ」でのコワルスキーの懺悔みたいなものか。