ほぼ足りてまだ欲 その先

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新宿

 今週二度目の新宿。日頃行くビルと違うビルで、NSビルと書いてあるのだけれど、以前に行ったことがあるはずだけれど、どこからいって良いのか良くわからない。大江戸線の都庁前から見当をつけて地下通路を歩くも、気がつくと来すぎていて戻る。とにかく外に出ようとあがると、都庁の傍で背の高いビルがにょきにょきと見えるのでカメラを取り出して撮る。後ろから来た女性が怪しいものを見つけたような具合に避けて行かれるのに気がついて恐縮。後でわかったのは彼女も同じ会場におられたようで帰り道でまた相前後する。
 実はこのイベントには一昨年の5月26日にも訪れたのだけれど、ものすごい人混みで殆ど思うような情報が得られなかった。「オーストラリア留学フェア2009」である。
 このイベントはAustralian Education Internationalの主催するもので毎年福岡、名古屋、大阪、東京で開催されている。NSビルはいったことがあると思ったのはこの時が、まったく同じ会場で開催されていたということだった。
 AEIのwebサイトでは、関心がある項目は何か、という質問と共に自分をレジスターすることができるのだけれど、到着してみるとそんなレジスターは誰もチェックをしているわけではなくて、なおかつ私が関心があるとしていた「シニア留学」に関して説明してくれる人がおられるわけでもなく、以前と同じように各学校が自分のブースを出しているだけだった。尤も「シニア留学」といっているのは語学学校が普通に募集している海外からやってくる年齢の高い人たちの語学留学と称するちょっと長めのカルチャー・センターのことのようだ。ちなみにタスマニア大学の英語学校の情報では5週間単位の語学スクールは一週間あたり授業料はA$270.-だそうだからワンクール授業を受けるとA$1,350.-ということになろうか。それ以外に生活費がかかる。
 「Treason on the Airwaves」を著したJudith Keeneが教鞭を執っている(筈)のUni. of Sydneyのブースにいって、こういう本を出した先生の元でリサーチをするにはどうするとできるのかという話を伺った。ところがブースにおられた方は認識しておらず、web siteで確認するしかなさそうだ。
 豪州唯一の国立大学であるAustrali Narional Universityのブースに行くと日本人の方がおられて、細かい話をお伺いすることができた。どうやらこの大学にはANU College of Asia and the Pacificというのがあって、著名な研究者がおられることがわかった。コンタクトを取ってみたいと思うのだけれど、学費をざっと計算してみると手に負えない。また、宝くじを買うしかないかという結論に至るのか。この歳のおじさんが調べて何かを纏めようとするとなかなかそう簡単じゃない、ということを再認識した。