奈良の山本病院のやり口は相当に覚悟を決めて悪に徹している。生活保護受給者の医療費というのは「現物支給」だから絶対に取りっぱぐれはない。しかも入院後一ヶ月が経ってポイントが下がってくるとどんどん転院させていたそうで、終いには近所の駅頭にタクシーに頼んで置き去りにするという、なんだかカリフォルニアで何年か前に騒ぎになったやり口そのままだ。中には「この病院に転院してきたのはこれで4度目だ」といっている患者までいたんだそうだ。
前院長がそのまま理事長になっているんだそうでこちらで彼の顔はそのままホームページに掲載されている。
そちらのサイトに書かれている基本理念の一部はこんな具合。
最新の医療施設・医療技術におこたることなく、「医は、仁術」を忘れず、社会が真に求める医療を地域の皆様のみならず、県民の皆様にも提供し、社会に貢献するべく努力するもでのあります。
あぁ、おざなりに作ったんだな、というのが実に良くわかるというものだ。
