ほぼ足りてまだ欲 その先

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ラグビーのワールドカップを?

 2019年にラグビー・ユニオンのワールドカップを日本で開催することになったのだそうだ。なんでまた日本で?ラグビー・ユニオンの世界的な水準からいったらこんな低レベルな国で頂上決戦?こんなことをいったらラグビー大好きな人たちから大顰蹙を浴びるんだろうと思うな。何しろラグビーの好きな人というのはサッカーファン以上にこの国の場合熱狂的で、大学の早明戦なんて満員になるというものね。
 しかし、日本のラグビーの実力は見るに耐えない程度のレベルであることは否定のしようがない。確か1995年に日本代表チームはオール・ブラックスに145対17で負けた。翌朝、シドニーでは散々ないわれ方をした。
 なんたってこの競技は体力が大きく勝敗の要素を決める。いかに日本のプレイヤーが俊敏な運動能力を持っているとしても、ドッカァ〜ンとやられてしまったらもうどうにもならない。
 国際ラグビー機構(IRB)にとってはラグビー・ユニオンという競技の地盤沈下している北米やアジア地域、アフリカを開拓していかないとサッカーフットボールのW杯に肩を並べるところにいつまでたっても到達できないというジレンマの中にある。それはわかるけれど、ひょっとしたら何かが起きるかもしれないというレベルにある競技と、どう考えたってどうにもならないだろうという競技では話が違いすぎる。
 バスケットボール協会はかつて世界選手権を日本で開催してその経費のごたごたが引き金になって協会そのものががたがたになってしまった。お家騒動で会長空席期間が続き、体協からも注意勧告が出て、ようやく会長が決まったと思ったらその会長が総理大臣にいっちゃった。そもそも日本国民のほとんどが日本でバスケットボールのワールドカップとでもいうべき世界選手権が2006年に日本で開催されたことを知らなかっただろう。いやいや、日本ラグビーフットボール協会の会長はそんなことがある訳はない。なにしろ学生時代のプレイヤー、森喜朗だものと聴いたとたんに、あぁ、こりゃヤバいやと思ってしまった。

 それにしても「IRBへの上納金(約153億円の開催保証金)と必要経費を合わせて300億円(毎日新聞 2009年7月29日 19時11分 最終更新 7月29日 19時27分)」なんて大丈夫なの?

 ついでにネットボールクリケットのワールドカップなんてものもこの国に招致してみたらどう?森の旦那?