社団法人公共広告機構（AC）は、2009年7月1日から「社団法人 ACジャパン」とその名称を変えたそうだ。この団体についてはこちらで詳しく書いたことがある。
あの団体が民間テレビの枠を買って様々な「修身教科書」的なメッセージ広告を流しているのはもう耳にタコができるほど聞いているので誰もが知っているだろう。あの中に老親との会話「したたかおばあさん」ってぇのがある。「じゃ、振込は要らないね、オレオレさん！」なんていっている奴だ。あれは「振り込め詐欺に気をつけましょう」といっているのか「たまにはあんたの親に連絡をしろ！」といっているのか、あるいは「認知症になった親を大事にしてね！」といっているのだろうか。
いいたい事がどこにあるのか、いやいやそれもこれもいいたいんだよ、それにこうして話題にする奴がいればもうそれで所期の目的は達したんだよ、という事なのだろうか。
実は、私はその辺が気持ち悪くて我慢ができないのである。はっきりしろ！
（後日聞いた話によると、実はこの「したたかおばあさん」は高齢者の人たちにはかなり好意を持って受け入れられているんだそうだ。それはやっぱり「たまには年老いた親に電話しろよ」という意味でなんだろうなぁ。そもそも、お袋が普通の標準弁で話しているのに、なんで息子は関西訛りのことばなんだろう。それぞれ単独で収録したんだねというのがテンションのあまりの違いにばれちゃうのも悲しいね。）
