ほぼ足りてまだ欲 その先

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放り出せば一発だ

 民主党政権に変わって様々なことが見直しになっていくんだろうと国民は期待している。あの八ッ場ダムについてもそうだけれど、郵政民営化についても国民新党が民主と組んでいるんだから当然議論になるということだ。じゃ、どういう方向に見直すというのかというのがわからない。わからないけれど、とにかく今のまま進んでいくんだったら政権交代を標榜して見直すということを宣言してきたことが意味がない。
 しかし、霞ヶ関がこまめに動かないと今進んで行っている計画をストップして、それをまた一から条件を検討し直してその計画を様々な方向から検討するという時間とエネルギーの供出社外内ということになる。つまり、見直しだって、その原動力は霞ヶ関だ。自分が立てた計画を時代の流れとともに再検討していくのは本来的な業務のはずだけれど、なぜか霞ヶ関は自分の面子を保とうとする。本来的にはそんなことにこだわる必要もないのだけれど、小さい時から優秀だといわれ続けて育ってきた連中にそれはとても耐えられないということなんだろうか。
 その霞ヶ関が「これまで十分に検討の結果、その方向に行ったんだから、見直す余地なんてあるわけないじゃないか、やりたければ自分でやれよ」と放り出したら、民主党はもうお手上げで終わっちゃうんじゃないだろうか。