ほぼ足りてまだ欲 その先

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四代目江戸家猫八サイン会

 昼から日本橋丸善四代目江戸家猫八の著書「されど、鶯は鳴きやまず -ものまね芸四代-」出版記念のサイン会。
 地下鉄日本橋駅から地下通路を通って丸善の地下一階から入ってエスカレーターで一階に上がろうとすると、私の横を勢いよくあがっていく女性。あれま、猫八さんの息子、真一郎君の先生だ。と、思ったら一階入り口に真一郎君と先生が合流。私はのんびりと他のフロアーを見て歩いているうちに、結構興味深い本を見付けてしまい、立ち読みしているうちにサイン会が始まりそうで、慌てて三階に上がる。すっかり列ができている後ろについた途端に猫八ご一行様が入ってくる。来るなり鶯を鳴いてみせると、何人ものお客さんが著書をレジにお持ちになってそれから並ぶ。かなりの人数が列を作っておいでだった。私の前は人形町の手焼き煎餅やさん。
 私はなんの主張もせず、そのまま本名を書いて戴いてサインを頂いた。多分知らない人は誰のサインかわからないかも知れないけれど、猫の下に書いてあるのは多分「N8」でこれが「ねこはち」なんである。
 四代目が書いたこの本はお世辞にも流麗とか、唸る、なんて凄いもんじゃないんだけれど、これは確実に自分が書いたなと思わせる中身で読んでいて自分のその頃と重ね合わせて読むことができる。