ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

朋あり

 米国西海岸に暮らしている友達夫婦のかみさんが、お母さんの具合が悪くて帰国している。昨日女三人だけで集まって泊まりがけで駄弁った足でわが家にやってきてくれた。もう40年以上の付き合い。遠く離れて暮らしているけれど、メールやらブログでお互いの様子が窺えるものだから、そんなに遠く離れているような気がしない。
 米国南部にも友達が暮らしているけれど、互いのブログを読んでいるから毎日逢っているような気がする。ネット社会がどんどん広がって、こういう境遇にいる人たちを本当に簡単に結びつけることができて、実に素晴らしい。昔だったらとても考えられない。
 わが家にやってきたその友達が私の書棚を見るなり、「全部読んだの?」「いや、そんなことはないけれど、本は見付けた時に入手しなかったら二度と会えないと思うべきものなんだよ」というんだけれど、読まないものは売り払え、というのである。これだから困るのだ。もう二度と会えなくなっちゃうんだぞと強調する。ま、私が死んじゃえば即座に廃棄されてしまうわけだろうけれど。
 三人で私の好きな蕎麦屋に行った。夜に食べに行ったのは初めてだったけれど、店の中にいたお客さんはおばあさんばっかりだったのには驚いた。爺さんはどこにいったんだ?