前回のチリ地震といえば1960年だった。あの時、私は静岡県清水市に住んでいて、中学一年生だった。津波が来ると騒ぎになっていたのは覚えているが、ごく平然と巴川の横にあった個人のお宅でやっている塾にいっていた。巴川に浮いている洋材が川上に動いていったのを覚えているけれど、あれがそのまま橋を壊したりしなかったのだろうか。
コンセプシオンは震源地に近いというから相当な被害だったのだろう。400kmも離れたサンチャアゴですらかなりの被害にのぼっているというニュースも聞く。日本の大学に留学して豪州で働いていたチリ人を知っているけれど、彼はサンチャアゴに帰っていると聞いている。彼は無事だろうか。心配だ。
自衛隊の医療チームというのはこういう時に自動的に派遣されるという仕組みにしておいても良いのではないだろうか。
追記：チリ政府から要請があったので、即座に派遣の方針となったそうだ。ハイティの場合は、そもそもうまく行っていない政府自身が地震で機能しなくなっていたことが大きな遅れの要因になっていたというけれど、ここをどうクリアしていくのかが今後の課題だろうか。
