ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

う〜んもやもや

 長丁場になった昨日の一日だったけれど、一夜明けて見ると、どうも心の中にもやもやが立ちこめている。人間というものの身体的な完璧な作られ方には舌を巻くのだけれど、それに対してソフトと云うべきなのか、感情的な部分の何とも底の知れないほどの不安定性が自分も含めてあちこちに渦巻いていたような気がして仕方がない。
 会場に来てくれていたあの人も、そしてこの人も、楽器を弾いていたあの人も、その人もみんななんでこういうことになっちゃうのかなぁと疑問が湧く。もちろんその対象には自分も入っているのだけれど。
 その裏には何があるのかといえば自分の存在を他に示す、という意識なんじゃないだろうかという気もするけれど、いやいや、深く考えた話じゃない。じゃないけれど、自分が意識するあり方を他に同調しろと求めているということのような。
 例えば、「そこに立たれると邪魔です」と私にいった男がいる。それは彼が私の存在を意識してしまって気になるからだ。しかし、私はその時にそこに立って見つめたい、という私欲があったのだ。それは私の欲求以外の何物でもない。あ、それともあれはただ単に彼が私を嫌いだ、ということにすぎないのか。しかし、じゃ、今度はその「嫌い」の要因はなんだ。それが「存在」のすれ違いなのだろうか。