ほぼ足りてまだ欲 その先

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我慢

 ん〜と、反論がどんどん飛んできそうなのを覚悟で書いちゃう。
 幼い子どもを連れて標高3000mを超える地点にがぁ〜んと登ってしまうのは止めた方が良い。
 あるサイトで幼児を連れてスイスの高山へ遊びに行っても大丈夫でしょうかと書いている人がいた。ご本人はちょっとまずいんだろうなぁと分かっている。分かっているからそんなところにそんなことを書いている。案の定、なにも子どもがそんな時にわざわざそんなところに連れて行かなくても良いじゃないかと書き込む人がいる。やっぱりそうですよね、と返答していながら、いや大丈夫じゃないの?と無責任に書き込む奴にそうですかと返答している。この人は自分が行きたいからそれを正当化しようとしているだけで、結局子どもを連れて行くんだろう。
 我慢してあとからゆっくりいけばいいのに、と思うけれど、そんな我慢をすることができないんだろうなぁ。じゃ、振り返って自分たちがそんな境遇の時にはどうしていたのかと考えてみると、そんなところに実際に連れていっていないけれど、それはただ単にそういうところに金をつぎ込むことは許されないような風土だった、というのか本当にそんな余裕がなかったということでしかないだろうなぁ。そう考えると今は如何に余裕があるんだろうかという感慨もあるけれど、その実、あぶれている人たちがこれだけ目につくという状況を見ると、なんだか良くなったのか、悪くなったのか、もう判断が付かないよ。
 今や産休を旦那も取れるようにしなくてはおかしいじゃないか、という議論がテーマに登るくらいの時代になったけれど、かつては有給休暇を取るのは回りの同僚に仕事を押しつけているわけで、そんなことをする奴は評価が下がって当然だという雰囲気の中で働いていたのが嘘のようだ。本当に風土というものは簡単に変わるものだ。