今日は随分行かなかったあたりに出掛けた。品川駅から新宿行きのバスに乗って四ノ橋（しのはし）まで。渋谷川の下流。そういえばこのあたりに昔高校の同級生の家があって一回だけ行ったことがある。彼はその後どうしただろう。
知り合いのイラストレーターの個展が開かれているというので、住所をGoogle Mapで確かめていく。このあたりは明治通りから川を挟んだ裏道で、昔ながらの家が並んでいるのだけれど、新しいマンションやビルが混在していてなんだか街の過渡期の証人にでもなったかのようだ。名前を書いて出る。
この辺は全く歩いたことがないからしばらく歩いてみるんだけれど、一体全体どの辺にあたるのか、よく分からない。北里研究所前あたりから川を渡って明治通りに出る。天現寺橋の交差点は全く横断歩道はなくて、歩く人は歩道橋しかない。これから先、高齢者がいやというほど増える時代にあって、これはどうしようもないことになりそうだ。国交省はそんなことを考えているんだろうか。
ここの交差点で広尾方面に右折したんだけれど、その時点では広尾に向かっているのかよく分からなかった。取り敢えずさっき乗ってきたバスがここを右折するから曲がってみただけだ。
左手は都営アパートが長く続いている。このアパートは裏がずっと公園になっている。随分良いところに都営アパートってあるもんだなぁ。そういえば湯島にもあるなぁ。
気がついたら広尾橋の交差点で、あぁ、ここなら何度か来たことがあるぞと急に腹が減る。角の鮨屋に入ろうか、いやいや蕎麦が喰いたいなぁと蘒雲寺の方へ左折する。この通りはラーメン屋ばかりで、土曜日の今日は多くの若い人や外国人家族で溢れている。突き当たって左に曲がり、煎餅やさんの先をそのまま行くと蕎麦の「丸屋」を発見。ここは日頃は近所で働く人たちのランチ場所になっているようで、メニューには蕎麦と丼の組み合わせが何種類もある。
いつもの定番で天ざるとざるをとって、二人で海老二本+獅子唐の天ぷらをシェアする。美味しい蕎麦だし、海老天で満足した。
広尾にとって返し、日比谷線に乗って霞ヶ関経由で四谷に向かう。某大学である勉強会があった。
