明日はコートジボアールとの強化試合に取り組むサッカーの全日本。昨日は何人かは合宿地のSaas-Feeからロープウェイと「メトロ・アルパン」であがることのできる標高3500mのミッテルアラリン展望台に見物にいったそうだ。折角あんな景勝の地にいったんだからそれぐらい見てこないとね。
なかなか勝てない全日本だけれど、周りはうるさいっちゃありゃしない。ま、これだけの大イベントなんだからこれをネタにガンガン稼がなくちゃならないというのはあるだろう。それにしても日韓戦のあとやイングランド戦のあとで、新聞やテレビは余計な雑音を書き立て、垂れ流す。この期におよんで前監督のオシムの作戦や人選についての意見をいちいち報道したってしょうがないじゃないか。もうこの監督スタッフの下23人でやるって決めたんだし、「君たちならできるぞ！」で良いじゃないか。ましてやず〜っと昔の監督だったトルシエの意見なんてどうでも良いさ。
挙げ句の果てに今度は(そういえばテレビ朝日にも出てきていたけれど)メキシコオリンピックの立役者！だった（それはもうずっとずっとずぅぅぅっと昔の話だ）釜本まで新聞にのせられちゃって、この時期に蕩々と誰もが分かっていることをコメントし、新聞は「さすがだ！」と煽る。
今いうな！ず〜っとまえから時間はあった。協会の名誉副会長だというのであれば、今いうことは「お前らならきっとできる！」しかないだろう。(デイリー・スポーツ 2010年6月2日)
