ほぼ足りてまだ欲 その先

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たぐっていくと

 昨日ご一緒した私を含めた三人は驚くほどのつながり。
 発端は大学時代のサークルの先輩がmixiに加わったところからだった。私も当然マイミクで繋がった。その先輩のマイミクを見ているうちに、珍しい苗字の人を見付けた。私のまわりにはそんな苗字の人はかつて勤めていた企業のごく近い部署にひとりいただけだ。
 で、その先輩に「どんなご関係ですか?」とお伺いしたら「小学校の同期生よ」と仰る。どうもかつての勤め先の同姓男子じゃないかという気がして下の名前までお伺いしたらまごう事なく奴だ。彼は修士を終えて就職してきたから会社では後輩なんだけれど、私より一歳年上だったのだ。
 そりゃ面白いと三人で一杯呑もうではないか、という話に当然なり、それが昨日だった。会社勤めをしている時にはそんな話はあんまりしなかったのだけれど、こういうことになったからプライベートの話をし出したら、彼の爺さんはうちの親父がやってた仕事の先輩だったということだし、お袋同士は趣味でお煎茶の稽古を一緒にやっていたことが判明した。
 長生きしてみないと面白いことは分からないのだ。