ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

一日歩く

 かなり長い一日を過ごし、疲れきってベッドに入ったらあっという間に寝入ってしまい、気がついたら朝4時半だった。もうすっかり明るいのだけれど、誰も歩いていない。フロントに漸く兄ちゃんが一人出てきたくらい。しばらく様子を見ていて、午前6時にはほとんど人の歩かない街中に出て行く。どうやら古い城が近くにあるらしいので行ってみると、近くは銀行の建物ばかりで、この辺はCBDの様である。その城というものは海に面して建っているもので、良く残っているといってよい意だろう。
 じっくりみてまわるうちにこの城にも衛兵がいて、誰一人見に来るわけでもないのに、彼らは一人で歩調をとりながらあっちに行ったりこっちに行ったりして緊張を保ちながら歩いている。
 こういう歩きから始まって、今日はなんとほぼ12時間にわたって街中をあちこちに歩き回る。
 ところが星占いがよくなかったことも気にしていたのだけれど、なんと言うことのない拍子にカメラをころころと階段に転がしてしまい、スイッチを入れたら動かなくなってしまった。このカメラは3年前に買ったもので、私は相当に気に入っていたのである。しかし、私はそろそろレンズを使い分けることのできるカメラにしてみたいなぁなんて色気を使っていたことをカメラが察したのかもしれないが、肝心なところで動かない。予備はあるけれど、3倍ズームしかついていない。あわてて駅前のinformationに聞いてカメラ屋にむかう。この店名がなんと「物Japan Photos」というのである。何だよ、この店名は。ほとんどカメラは大したものを置いていない。結局LUMIX DMC-TZ10なるものを入手。私の手元で動いているものは二つとも出先で緊急に入手したものとなってしまった。