ほぼ足りてまだ欲 その先

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氷河特急

 スイスで「氷河特急」という名前が付いた電車がひっくり返って日本人乗客の一人が亡くなったそうだ。昨年この経路は普通の電車だったけれど、部分的に走った。今、どこの旅行会社のツアーパンフレットを見ても、「三大絶景列車」と称してベルニナ鉄道、ゴールデンパスラインと並んでこの氷河特急に乗るというのが売りの一つになっている。W杯に行く直前の日本のサッカー・チームが合宿をしたサース・フェーの街からStaldenの駅まで朝早くバスでおり、そこからツェルマットまでこの線路を電車でいった。
 今度ひっくり返ったのがどこの部分か知らないけれど、その一等車には日本人の団体だけだったのだそうだ。多分、60-70歳代の人たちばかりだろう。毎日毎日次から次にツアー客が通り過ぎる予定になっていたはずだから現場では添乗の人たちは大変苦労していることだろう。ツアーを中止して日本に帰るにしても、フライトの確保ができるのか、そこまでの宿泊施設を確保できるのか、ツアー客の同意を得ることができるのか。多分大混乱をしていることだろう。出発直前のツアー主催旅行会社は頭を抱えていることだろう。

「列車は、なだらかな上り坂をスピードを上げずに走っていた」と説明、速度超過が原因との見方を否定した。その上で「事故原因は、数週間かけて専門家を交えて究明する」との見通しを述べた。(時事ドットコム2010/07/24-20:40)