日本オーラルヒストリー学会というのがあって、そこのサイト(こちら)で知ったのだけれど、𠮷目木晴彦の「寂寥郊野」が原作だったと思うけれど「ユキエ」という映画の監督だった松井久子監督が「折り梅」(2002年公開・原作小菅もと子著「忘れても、しあわせ」)に続く第三作、イサム・ノグチの母、レオニー・ギルモアーを題材にした映画「レオニー」を完成させ、この映画が11月20日から公開されるのだそうだ。
レオニー・ギルモアという女性は驚くべき精神力を持った米国人女性で、ドウス昌代の「イサム・ノグチ」を読んで私は実際舌を巻いたものだった。それだのに、そんなことをとっくに忘れていて、この書き込みを見て、そうだ!そんな女性がいたっけなぁと殴られたような思いがした。松井久子監督は素晴らしい着想を持っている人なんだと改めて思いを強くした。
ところで、私のこのブログで「イサム・ノグチ」で検索すると、殆ど引っかかってこない。私はドウス昌代の著作が文庫化されるのを待ちに待って、一気に読んだ記憶があって、相当に入れこんでいたことを覚えているのだけれど、それをブログに殆ど書いていなかったのかと、あまりの意外さに自分で驚きを隠せない。
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