そもそも日本の国会議事堂はケチくせぇんだよ。会期中以外はどんどん公開して入場料を稼げ。撮影に供して利用料を稼げ。私は蓮舫をモデルにした写真でヴォーグ・ジャパンに国会が使われてそれはそれは日本の国会もさすがに政権交代して良かったなぁと思っていたんだけれど、今頃になってそんな具合に使われるとは思わなかった。
欧州にいったって豪州にいったって国会議事堂は会期中以外はもっと気楽に見学できるじゃないか。米国の議会はどうなっているのか知らないけれど。
それでも蓮舫が「議員活動の為の撮影」と届け出ていたのはちょっと格好悪い。でも、この社会、どんな業界でも、そういうことにしておいて、実際は違うことをしても許されるというのが通念上の了解事項であるだろう。その証拠に片山さつき君だってそんな写真を撮ったことがあるというじゃないか。かつてその取材は問題になったとでもいうのかい？なってもいないっていうじゃないか。
そんな片山さつきが「数十万円の補助金が仕分けで削られて泣いている人たちがいるというのに、一着百数十万円もする洋服を次から次に着て」と国会の質問で取り上げたのは国会（こっかい）じゃなくて、滑稽（こっけい）そのものじゃないか。
私はあんなことを質問に入れたくはなかったのだけれど、先輩議員から入れろ入れろといわれて入れたといったらしいけれど、そりゃ格好悪いっちゃありゃしない。
こんなくだらないことを国会で取り上げるんじゃないと声を大にしていいたいんじゃなくて、この際、怒鳴りたい。そしてマスコミ、新聞テレビはこんなことをいちいち報じるのはもうよせ。無視しろ。大体君らは官房機密費の行方についてあれから追求したというのか。何もしていないじゃないか。こんなことに時間とエネルギーを使うんだったら、自社の中に流れこんな官房機密費の行方をつまびらかにしてみろ。
あぁ、こんなことに肩を怒らせるのはよそう。早死にしちゃうよ。
