ほぼ足りてまだ欲 その先

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気になる

 本の中には栞代わりの紐がついているものがありましょう?日本ではスピン、英語では普通にリボンといっているらしいのですが、かつてはすべての文庫本や新書についていたような気が致します。いや、新書にはついていなかったでしたっけ?あれって、読みかけのページに挟むと本の下から先っぽがはみ出ますね?で、また読む時にその先っぽを持って本をひょいっと開けましょう?
 そして読み終わるとどこでも良いからどこかに挟んで本棚に入れますね。するといつまでもあの紐先は外に出ています。だから、日に焼けて、しまいには先っぽはばさばさにほどけてきますよね。
 私、あれがいやなんです。なんだか、使い果たされて寿命が切れてヘトヘトになっているように思うのです。だから今読んでいる文庫本(文庫本にしちゃあ珍しいですが)のスピンを私は読みかかった部分でぐるぐるっと丸めて挟みます。でも、それをするのは結構面倒くさいんですよね。きっと電車の中で私がそうしているのを見た人は、なんだろうなぁと思われるのに違いありませんね。