ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

だからなんということもないのだけれど

 1979年12月初旬から1980年2月末までの間、ユタ州Salt Lake Cityというモルモンの本拠地に語学研修に行った。なにしろ良い時代で、会社が負担して派遣してくれたのだ。こんなことをしていたからなくなっちゃうんだということにもなるんだけれど、その後にかなり長いことに給料はカットされていたんだから、まぁ、プラスマイナスゼロってところかな、私だけに限っていえば。
 そこにいた間に3軒の家にホームステイしていた。最初にやっかいになった家は若いけれど、コーネルを出た旦那が既に経営陣に加わっていたという家で、小学生の娘が二人いた。旦那は私よりも6-7歳ほど上だっただろうか。
 彼はその後仕事を換えて東部に帰っていったらしく、ある日日本の製薬会社を訪問する仕事があるといって日本にやってきた。二人で飯を食って、確か六本木のキャバーン・クラブに行った記憶がある。The Beatlesコピーバンドが出ている店で、当時私は好きで何回か行ってもいたからでもある。
 その後私が豪州にいた時に、住所にカードを送ったけれど、戻ってきてしまった。その彼の会社にメールを出して、こういう人間だけれど、彼の連絡先を知りたいと伝えた。
 すると帰って来た返事は本人からプライベート情報を出さないで欲しい、ということだったので、申し訳ないがお知らせすることはできませんということだった。
 あとからわかったことは、彼等夫婦は既に離婚していていると云うことだった。あの娘たちはどうしたのかと、気になる。彼女たちも元気でいればもう40歳を超えているだろうか。
 3軒のうち、2軒は早いうちに連絡が取れなくなっていて、残りの1軒は取れていたのだけれど、こちらも既に途絶えている。川は流れている。