ハリー・ポッターの最後のエピソードだと云われている「Harry Potter and the Deathly Hallows - 邦題「ハリー・ポッターと死の秘宝 part 1」が公開されているので、取り敢えず見に行こうとマリオンに出掛けた。この映画はWarnerかなんかの配給だけれど、六本木では当方の劇場に掛かっているけれど、マリオンでは松竹系の丸の内ピカデリーの2館でやっている。(丸の内で、ピカデリーという名前というのもなんだなぁと思うのだけれど。)
多分映画になったハリー・ポッターは全部見ているはずだけれど、本は一度も読んだことがない。確か最初の頃は原作が刊行されると、Niftyのどこかのコミュニティーで参加している人たちが分担して日本語訳にしてアップし、日本で刊行されるよりも早く読んでいた人たちがいたと聴いたことがある。それ位評判になった。
今はどうなんだろうか。本は同じように売れているのだろうか。映画はこんな目抜きの劇場で2館でやっているんだから、相変わらず入ると云うことなんだろうか。
近頃は映画も平日の午後にしか見に行かないから、どれくらいの人が見ているのか良くわからない。今日だって丸の内ピカデリー2では半分も入っていなかったようだ。あそこは2階もあるしね。
第一作目と較べてみると(あんまりはっきり覚えてはいないのだけれど)それほど凝った作りではなくなってきているような気がしてならない。出演者も少なくなってきているように思うし、SFXで概ね片がつくというか、エンディング・ロールの中でなにか面白いものがオマケになっているとか、そんなこともないし、マニア向けの仕掛けなんてものがもっとあっても良さそうな気がするけどなぁ。でもって、part-2が来年の夏だというのが、困る。そんな先まで生きているかどうかわからないじゃないか。
映画が終わってからロビーに出ると、時代劇シリーズの宣伝ポスターに岡田武史が映っていて、意外なところで彼の顔を見てびっくりした。ワールド・カップが始まるまであんなにぼろくそにされていた彼が、ここまでになったのかと、実に感慨深いものがある。そういえば元気なんだろうか。大活躍で結構なことだ。