ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

Japan NYC

 小澤征爾がニューヨークで斎藤記念オーケストラを振ったという話はこのクラッシク音痴の私でもテレビのニュースで知っている。小澤征爾は食道癌の手術から復帰したばかりで思うように手が動かんといっていることすら日本ではテレビがニュースで取り上げておったのだ。
 しかるにこの時期一体何事があって斎藤記念オーケストラがクソ寒いニューヨークくんだりまで出掛け、小澤征爾が病後の身体を押して棒を振らなくてはならないのか、についてはなんも聴いておらなかった。いやどなたかテレビで報じられただろうか。(もう今のテレビはまったくの話偏向しておるから信用なんてこれっぱかりもできないのである)。
 なんでもカーネギー・ホールが実施している「日本文化と芸術の探求」といううたい文句の「JAPAN NYC」というイベントの一貫なんであるそうな。そしてわれらが(と皆さん仰いますぞ)小澤征爾がArtistic Directorなんであるなり。そりゃ這ってでも来られるわけ。どうぞこちらをご覧あれ。
 それにしても私はこんなイベントの一貫として彼が身を賭して棒を振ったのだとは知りませなんだがなぁ、偏向報道のテレビ屋諸君!
 ところで、17日(金曜日)の武満徹に捧げるというKazumi Watanabe, guitar; Daisuke Suzuki, guitar; coba, accordion; and Tomohiro Yahiro, percussionというメンバーのパフォーマンスの評判はどうだったんだろう。さすがに武満徹の曲ともなるとうるさそうなメンバーばっかりじゃないか。ま、私は縛り付けられて聴いているのはいやだが、チョイと覗くんだったら興味津々なり。