ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

面白かった

 とてもいいエントリーを書いたと思ったのに、保存を押した途端にエントリーが消失。弁償して欲しい。丸ごとあのまま思い出すことなんてできない。
 夜中に目を覚ましてやれやれとtwitterを起こしてみたらいくつもレスポンスがついていて、嬉しいっちゃありゃしない。ワクワクしながらひとつひとつに対応していると楽しくてたまらない。
 40年前には航空便の手紙くらいで、急いで連絡してもようやくポツポツのテレックスくらいしかなかった頃に較べたら、情報の伝達なんて嘘のような早さで、いくらでも送ることができる。こんな私のtwitter情報ですら、必要以上にあっという間に伝達することができる。嘘のような現実だ。今だから白状する・シリーズではないが、アフリカの現地事務所のテレックスにその日の本場所の取り組み結果をうち込んだのは私なのだ。今だったら何がいけないのか、といわれそうだけれど、時間で金を払っているテレックスにそんなことを書くんじゃないと怒られそうだったぞ。
 しかし、これだけ瞬時に何もかも情報が流れるようになってくると、あれもこれも、こんなものもあるんだということが瞬時に知れて、物欲がどんどんふくれあがっていってしまいそうだ。この歳になっても膨れあがり続けるというのは大変だ。普通は段々悟るようになって、あの世に持っちゃ行かれないんだぞ、なんぞということになるのだろうけれど、あの世に持って行けるかもしれない(そう思うこと自体が笑止千万なんだろうけれど)知識とか、思い出とかですら今や物に頼ってほじくり出すことだってできるといっても過言じゃなさそうだもの。
 あぁ、面白いけれど、物欲を刺激されるのである。昨日見てきた山口晃の画集だって手にしてためつすがめつしてみたいという物欲に駆られるのである。