今朝のテレビは今のこの国のマスコミが自ら崩壊していく様を露呈した。警戒警報発令である。大政翼賛会が稼働し初めているぞ。フジテレビのお追従番組が石原慎太郎を連れてきて国政についていいたい放題させるのは今に始まったことではないのだから別におかしいとは思っちゃいない。
しかし、朝日新聞系であるテレビ朝日の、しかも日曜日の朝の番組がインタビュアーに後藤謙治を連れてきてしまったからどうしたのかと思ったらインタビュイィーはなんとここまで石原慎太郎である。まったくの話、この番組がフジテレビのお追従番組そのもので、私は驚き呆れている。
テレビ朝日は朝日新聞が小沢一郎についてかつての大政翼賛会に追従してしまったことをもうとっくに忘れてしまった行動を取っていることに呼応しようとしているとしか思われない。
今までは、フジテレビあたりのくだらない子ども騙しに日本国民が簡単に騙されてしまうことはないだろうと安心して見ていたけれど、どうやらこれでは読売、朝日、毎日、産経がいよいよ、大政翼賛会を構築しようとしているとしか思われない。ここで、私たち日本の国民がはっきりと意思を表示しないでいたら、気がついたときにはもう手遅れで、あれよあれよと子どもたちに生きにくい社会を押しつけることになってしまう。
テレビ朝日がフジテレビの「新報道2001」と全く同じ番組を造り、同じことを語らせることの重大さに気がつかなくてはならない。
お追従の後藤をTBSから下請けしたテレビ朝日は恥を知るべきだ。同じ高校の同窓生として、恥じ入るばかりだ。
